高校生です。
僕は性格的に内気なタイプでバイトをしたいと思っているんですが、できますか?
また接客やレジなどは得意じゃないと厳しいですか?
引用:Yahoo!知恵袋
そういう人がおすすめのところがあれば教えてください。
このような悩みを見つけました。
お気持ち、めっっちゃ分かります。
私も高校生のころは、
「人と関わらない仕事がしたい」
「品出ししかやりたくない」
「人と話せないのに、接客業とか絶対無理!!」
こんな感じで、内気全開でした。
しかし、今の社会人になった私の回答はこちら。
- 内気な人でもバイトはできる。
- 接客やレジもできるようになります。
じゃあ、なんでそう思ったのか?
この記事では、回答の理由をお話ししていきます。
後ほど、おすすめするバイトも3つ紹介しますね。
それでは見ていきましょう。
内気な性格でもバイトはできる
内気でもバイトはできます。
まずはじめに、この回答についてお話しします。
理由は2つあるのですが、
どちらも、あなたがすでに経験していると思います。
難しい話ではありませんので、
身構えないでくださいね
学校生活が送れていればOK
理由1つめは、
「学校生活が送れていればOK」です。
「学校生活」と「働くこと」って実は似ています。
そのためか、”学校は社会の縮図”と言われてますね(笑)
実際その通りです。
- 朝礼前には登校する
- 先生やクラスメイトに挨拶する
- 教室でクラスメイトと同じ授業を受ける
- クラスメイトと協力して学校行事を進める
””決められた時間に、やるべきことを行う””
この毎日を繰り返しているだけです。
これは仕事でも一緒。
なので、あなたが毎日学校生活を送れているのであれば
なんの問題もありません。
でも一番気になるのが
「内気な自分に接客ができるか?」という点ですよね。
これも大丈夫。
もう既にあなたの体が経験しているはずです。
次に詳しく見ていきましょう。
接客や言葉遣いはイヤでも体が覚える
「内気な自分に接客ができるか?」
これについては、”体の慣れ”が解決してくれます。
実はこれも、学校生活で経験済みなんです。
「入学やクラス替え、部活の入部」を思い出してください。
- 全く知らない30人ほどのクラスメイト
- 怖そうな男の先生
- 部活に入部したときの先輩たち
最初はめっちゃ緊張するし、
仲良くできるか不安でいっぱいですよね…。
でも今、この人たちに感じる緊張感はどうですか?
少しは柔らかくなっているのではないでしょうか。
こいつの正体は、”環境への適応”です。
接客バイトもこのパターンと同じ。
「でも接客業で会う人なんて、みんな初対面じゃん」
この疑問を解決してくれるのも、”体の慣れ”です。
接客バイトに慣れてくると、
「人との会話」と「接客業」を
””別物として切り分ける””ことができるようになります。
- バイト始め→「お客様としっかり話さなきゃ!」
- バイト2ヶ月後→「いらっしゃいませ〜、が口癖になる」
こんな感じで、
「人とのコミュニケーション」
↓
「接客のコミュニケーション」へと意識が変化していきます。
つまり、体が「接客業」という環境に適応していくんです。
そして「あっ、こういうもんなんだ…」っていう”肌感”が身につきます。
次第に、この2つの人格が無意識につくられるかと。
- プライベートの時の自分
- バイトをしている時の自分
これは内気な人でもなれます。
同じ人間ですからね。
いまの学校生活が「何気なく感じる」のがその証拠です。
それでは、まとめますね。
- バイトと学校生活は似てるから
「内気だからできない」ことはない。 - 接客業の不安は「体の慣れ」が解決する。
そして、超重要なアドバイスを1つ。
内気なあなたこそバイトをするなら、「接客業務」をおすすめします。
ちなみに、私は内気なのに「接客業」をせずに
社会人デビューをしたので精神的に”地獄”を見ました。
まさに「うつ病の一歩手前」まで。
次章では、
「接客業をせず社会人デビューをして何が起きたのか?」
これについてお話ししていきます。
少々自分語りになってしまいますが、ご了承ください。
内気な人にこそバイトはおすすめ
大切なことなので繰り返しますが、
内気な人こそ「接客業務のあるバイト」をおすすめします。
なぜなら「社会に出て、地獄を見るから」です。
ここでは、内気だった私が感じた地獄と後悔を語っていきますね。
バイト経験がないと社会で地獄をみる
まず、どんなことが起きたのかと言うと、
- 「仕事ができない新人」「ハズレくじ」と影で言われる
- 内気が原因で、分からないor疑問点を聞くことができない
- 仕事が永遠と覚えられず、出社するのが怖い毎日
内気だからといって、
嫌なことから逃げ続けた結果こうなりました…。
就職をすれば「私は内気なんです」は通用しません。
そして、逃げ場なんてありません。
しかし、バイトを経験することで
少しは緩和させることができたと思ってます。
なぜなら、社会の雰囲気を予習できるからです。
- 仕事を覚えること、こなすことの「大変さ」
- めんどくさいor苦手な「同僚とのやりとり」
- 仕事を通して受ける「ストレス」
バイトをすると得られるのは「お金」だけではありません。
一番の報酬は、
受けたことのない刺激からくる「学び」です。
勉強で例えるなら、
高校受験の出題範囲を「事前に知り、予習できる」ということ。
さらに「高校受験を受けた感覚」も知っている状態です。
内気な人が学生の時にバイトを経験しないのは、
滑り止め用の高校を受験しないで、
落ちるかもしれない本命の高校でテストを受けるようなもの。
少し説教臭くなりましたね(笑)
でも、熱弁したくなるほどバイトはおすすめです。
これはマジで。
もう一つ、ヤバいことがあります。
それは、「学生時代とのギャップ」です。
次に詳しくお話ししますね。
「学生」から「社会人」へのギャップに耐えられない
もう一つの地獄は「ギャップ」です。
「学生」→「社会人」へのギャップがあり過ぎます。
社会人になることで、学生のころには感じなかった
以下3つを経験することになります。
- やることへのプレッシャー
- 先輩・上司の期待
- 人間関係への面倒臭さ
ちなみに、入社1年目だと
「慣れない環境へのストレス」も追加されます。
想像してください。
この4つのストレスを感じながら、
先ほどの私と同じ経験をすることになるんですよ…。
- 「仕事ができない新人」「ハズレくじ」と影で言われる
- 内気が原因で、分からないor疑問点を聞くことができない
- 仕事が永遠と覚えられず、出社するのが怖い毎日
恐ろし過ぎますよね…。
そりゃあ、確かに「働いたら負け」なんて言葉がでてきますよ。
この状況を少しでも無くすことができるのが、
「バイトによる学びや経験」なんです。
できるだけ人と関わらないバイトがしたい
接客業のないバイトって何かな
この考えは今すぐ捨ててください。
マジで取り返しのつかないことになります。
逆に、良い学びにつながるバイトを探しましょう。
次章で内気な人にこそ
おすすめしたいバイトを3つ紹介します。
もし、やりたいバイトがなければ
検討してみてくださいね。
内気な人におすすめしたいバイトランキング3選
この章では、内気な人におすすめしたバイトを
ランキング形式で3つお伝えします。
それがこちらの3つ。
- 1位:スーパー
- 2位:カフェ(とくにコメダ)
- 3位:ホテルの客室清掃
私の独断と偏見ではありますが、
順位は「接客業のある身近なバイト」を基準にしています。
それでは見ていきますね。
1位:スーパーのバイト
堂々の1位は「スーパーのバイト」です。
身近さ、忙しさや業務の種類を考えた結果
1位とさせていただきました。
スーパーのバイトは
こんな感じで6つの部門に分かれています。
- 惣菜部門
- 鮮魚部門
- 精肉部門
- 青果部門
- レジ部門
- 品出し部門
この6つの中で、内気な人におすすめしたいのが
”品出し部門”です。
「今までの話の感じだと、レジ部門じゃないの?」
そう思うかもしれません。
しかし、接客業がほんとうに怖いという人は
「品出し」からチャレンジしてみてください。
ですが、品出しといっても
「商品の場所への案内」などのお客さんへの接客は発生します。
あと、そもそも品出しが結構キツイようです。
実際に経験者からはこんな声が見られています。
- 商品の場所を覚えるのが大変だった
- お客さんに商品の場所を質問されてから、
案内するまで時間かかって怒られた - 担当範囲が広いと体力的に大変だし、
場所を覚えるのも一苦労 - 身長が低いとさらに苦労する
- 冷凍食品を扱うときは手がかじかんで、
痛いこともあり大変だった
- 単純作業でマイペースに仕事ができて楽だった
- 早朝、昼間、夜などシフトのバリエーションが多くて予定に合わせやすい
- あまり接客することがないので、
コミュニケーションが苦手な人にはピッタリ
働く時間に関しては職場によりますが、
ある程度自由なようなので「働きやすい環境」だと考えられます。
「働くこと」を学ぶ環境としては、優秀でおすすめしたいバイトです。
2位:カフェのバイト(とくにコメダ)
次にカフェの店員です。
「えぇ…カフェの定員かよ…。」
こんな風に感じたかと。
学生のころの私も、絶対同じこと思ってます(笑)
内気な人にとって、カフェの定員なんて
キラキラしたコミュ力抜群の人がやるイメージですよね。
でもそれは印象の話。
実際は「依頼を受け、頼まれたものを持ってくる」ことを基本とした飲食店員です。
おすすめしたいカフェが「コメダ」です。
私はいろんなカフェで作業することが多いのですが、
「コメダ」は落ち着きのある雰囲気をとくに感じます。
お客さんも物腰の柔らかい人が多いイメージがあるので、接客をしやすいのではないでしょうか。
これは、「ほかのカフェの雰囲気・客層はダメ」という訳ではありません。
そこはご理解くださいね。
カフェのバイトは大まかに、
以下のような形で配属されます。
- ホール担当(バイトが基本ココ)
- キッチン担当(基本、社員さんが対応)
バイトは基本的に、
お客さんと接する「接客業」です。
キッチンは、基本的に社員さん担当。
「実際にどんな接客をしているのか?」を知るには
狙っているカフェに行ってみるのが一番おすすめ。
そのタイミングで、「店内の雰囲気」「客層」もチェックも忘れずに。
カフェの店員を経験した人の口コミはこちら。
- 立ち仕事がメインだから、足が疲れる
- メニューが豊富な上、
期間限定ものもあるから覚えるのが大変。 - コーヒーの匂いが苦手な人はキツイ
- いろんなお客さんと触れるので、
コミュニケーション力が身に付く - レストランや居酒屋と比べると、
落ち着きのある雰囲気で働きやすい - いろんな年齢層の人と接するので、
臨機応変な対応力が身に付く
””頭も体力も疲れるが、やりがいを感じながらコミュニケーション力を培うことができる””
総括すると、こんな感じかと。
- 脳みその疲れ
- 体の疲れ
- コミュニケーション力
どれも社会人になったら経験or必須なものです。
これらを一気に経験し、学ぶことができるカフェバイトは
おすすめと言えるでしょう。
3位:ホテル客室清掃のバイト
最後は、ホテルの客室清掃です。
このバイトは、業務時間が短いです。
ホテルにもよりますが、
午前中で終わってしまうのがほとんど。
ですが、「休みなく、従業員と声かけをしながら効率的に作業」これを繰り返します。
接客というより、肉体労働に近いですね。
ホテルの客室清掃員の主な仕事はこちら。
- 客室の清掃
- タオル、シーツ、マットの交換
- ベッドメイク
- 茶器洗い
客室のタオル・シーツなどを交換しながら、掃除機などで清掃。
ベッドメイクをしたら次の客室へ。
すべての部屋を清掃したら、回収した茶器を洗います。
私が経験した時は、
この流れを”お客さんがチェックインする前”にやっていました。
ホテル清掃員を経験した人の口コミはこちら。
- 時間との勝負なので、休憩時間がない。
※水分補給はスキを見てとる - とにかく体を動かすのでキツイ
- 自分の時間を確保できるタイミングがない
- 同僚とコミュニケーションをとりながら作業をするので、「報連相」の重要性がわかる
- お客さんのチェックインまでの時間帯での仕事なので、午前中だけで終了する
- 動いてばかりなので、体力と根性が身に付く
先述しましたが、
とにかく「体力と時間との勝負」です。
しかし、カフェorスーパーとは比べ物にならないほどの「根性と報連相の重要性」が身につきます。
将来、肉体労働系の仕事に就くのなら
おすすめのバイトとなっています。
以上が、おすすめバイト3選でした。
よく見る「楽なバイト」ではなく、
””良い社会経験ができるバイト””に着目してピックアップさせていただいてます。
「自分にとって辛いこと」を経験することで、
就職したときの苦痛を少しでも緩和できるはずです。
ぜひ、ご参考ください。
次に、「内気な人ほどバイトで絶対にやってほしいこと」を4つほどご紹介します。
これも、就職したときにも100%役に立つので
気になる人はどうぞ。
内気な人ほどバイトで絶対にやるべきこと4点
それでは「内気な人ほどバイトで絶対にやってほしいこと」を4つお伝えします。
それがこちら。
- 挨拶は欠かさない
- メモをとる
- 分からないところは絶対に聞く
- 愛想(笑顔)と感謝の言葉は常に
内気な人にとって、
①③④はちょっとキツイかもしれません。
少しずつでOKなので取り組んでみてください。
上記4つの目的は
””自分にとって働きやすい環境をつくるため””です。
言い換えるなら
「職場の人に嫌われにくくする」こと。
人に嫌われるのは避けたいですよね…。
実際、嫌われるのがイヤで、
発言を相手に合わせてしまうクセがあるのではないでしょうか?
プライベートでは通じますが、
職場での「利害関係」となると別の問題がでてきます。
あなたの「印象」と「人間性」です。
周りの人は「印象と人間性」を見極めるのに、
””あなたの細かい言動””をチェックします。
社会人はこの情報をもとに、
「好き・嫌い」or「その人と関わるべきか?」を判別しています。
なので、繰り返しますが
- 挨拶は欠かさない
- メモをとる
- 分からないところは絶対に聞く
- 愛想(笑顔)と感謝の言葉は常に
この4つはバイト初心者の段階でもできるので、
絶対に欠かさないでください。
職場の人に
「コイツ嫌い」
「バイトだからって舐めてる」
このような評価を受けると最悪です。
いい大人でも「いじめ行為」をするやつもいるので注意してください。
まあ、そんな時は気軽に辞めてOKです。
失敗した経験から「何か」を学んで、リトライすればいいんです。
あなたのチャレンジ、応援していますね。
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